プレゼンテーションの結論と目的の考え方

皆さんは、プレゼンテーションの結論と目的をどのように考えていますか。

 

結論と目的とは、

「結局、何が言いたいのか」「何のために話をするのか」といった

プレゼンテーションの意義そのものを提示することにつながります。

 

まず、結論です。

これは、さすがに自分の考えですから、自問自答すれば自然と見つかるはずです。

しかし一方で、明確なメッセージを持たずに

プレゼンテーションに臨んでいる人も意外に多いものです。

自分は何を伝えなければならないのか、

その原点をしっかり捉えるようにしてください。

 

次に、目的ですが、これは聴き手に何を望むのかを明確にします。

あなたは、聴き手に何かを望むからこそ、話をするはずです。

何も要求が無いのであればプレゼンテーションをする意味が無くなってしまいます。

ですから、話を聴いた後、具体的にどうして欲しいのか

はっきりとさせなければなりません。

 

プレゼンテーションにおける目的は大きく3つに分けることができます。

 

「知っていて欲しい」

「意見が欲しい」

「行動してほしい」

 

これらのキーワードを軸に考えると、聴き手に何を望むのかが明確になってきます。

まず、「知っていてほしい」というのは最も単純な目的で、

自分の考えをとにかく聴いて欲しいということです。

 

次に、「意見が欲しい」というのは、

自分が伝える考えに対して「良い」とか「悪い」とか、

「賛成」や「反対」など聴き手に意見を求める場合です。

例えば、自分が考えた企画や提案内容などについて、

第三者から客観的な意見やアドバイスを求めるために行う

プレゼンテーションがこれに該当します。

 

そして、最後の「行動してほしい」です。

ビジネスのプレゼンテーションでは、この三つ目の目的が一番多くなります。

具体的には、「この新しい企画を承認してほしい」「この商品を買ってほしい」

「そういう会社があったら是非紹介してほしい」など、

聴き手に何らかの行動を求める場合です。

もちろん、これには物事に対する判断も含まれます。

 

そして、これらが明確になったら、

それをプレゼンテーションの冒頭で、

しっかりと聴き手に伝えなければ意味がありません。

テーマとともに結論、目的の3つをセットにして

次のような宣言ができるかどうかが基準になります。

 

「今日は「このテーマ」についてお話を致します。

私は、これについて「このような結論」と考えます。

是非、皆さんに「この目的」をしていただきたいと思います」

 

これがはっきりと言い切れなければなりません。

この3つがセットになることによって、

はじめて話と聴き手との接点が生まれてくるのです。

そして、その接点があるからこそ、

「話をする意味」「話を聴く意味」が見出せるのです。

 

結論、目的は、出だしの部分のほんの一瞬の出来事です。

時間にすれば、わずか1~2分でしかありません。

しかし、ここに重大なポイントがあることを認識して、

丁寧に取り組むようにしてください。