当たり前の言葉を口にしてはいけない
プレゼンテーションにおいて絶対にやってはいけないこと
しかし、ついやってしまいがちなことがあります。
それは、当たり前の言葉を口にすることです。
それが最も顕著に表れるのが、お客様への提案プレゼンです。
お客様の立場に立った
責任を持って
精一杯努力致します
といった耳障りの良い言葉です。
はっきり言って当たり前すぎるほど当たり前のことです。
聴き手からするとそんなことをあらためて言われても
だから何?としか思えません。
極めて内容の薄い、インパクトの無い伝え方になってしまいます。
だから良い事を言っているのに決定力に欠けるプレゼンが多いのです。
これはまさに「私は一生懸命の頑張り屋さんです」とか
「私はとっても良い人です」と自分で言っているのと同じです。
そんなことを自分で言う人は、何かあやしい・・・とさえ思ってしまいます。
むしろマイナスの印象を与えることも少なくありません。
ですから、その一歩手前を具体的に伝えなければなりません。
お客様の立場に立つために具体的にどうするのか?
責任を持って具体的にどうするのか?
精一杯の努力とは具体的にどういうことなのか?
こっちの方を伝えなければならないのです。
これまで作ってきたプレゼン資料を見返してみてください。
当たり前の言葉があったら即NGです。
「そのためにどうするのか?」と言い換えるようにしてください。