今どきの若手社員はプレゼンが上手い理由

今どきの若手社員はプレゼンが上手い理由

プレゼンテーション力に対する意識の高まり

今どきの若手社員はプレゼンが上手い理由
4月となり新しい年度がスタートしました。各企業には新入社員が入社し、社会人としての生活をスタートしています。それに伴って入社式の終了後から新入社員研修も始まっており、ビジネスマナーから仕事への取り組み方、進め方など基礎力の習得を目指した取り組みが行われています。
私もこの時期は連日研修が続き、全国各地を訪問しています。そんな中、近年の特徴として業種や職種に関わらず、仕事の基本スキルの一つとして伝える力を重視していることが挙げられます。報告、連絡、相談や質問において分かりやすく伝えることはもちろん、思考力と関連付けた伝達力の習得が重要視されているようです。
その一環として、新入社員研修の中にプレゼンテーション発表を取り入れるケースが増えており、将来への抱負や実務におけるアクションプラン等がテーマとして設定されています。

そして、実際の発表を見て、聴いて感じることは、近年の新入社員はすでに安定したプレゼンテーション基礎力を持ち合わせているということです。特に、伝えたいポイントが明確であることと落ち着いて話す姿勢が身についているという点が挙げられます。もちろん入社間もない発表ですので、かなり緊張している様子ではありますが、手元の資料を読み上げることもなく、何度もつっかえたり言い間違えたりすることなく見事に伝えきる姿が印象に残っています。
これはおそらく高校の授業や大学のゼミなどでプレゼンテーションに取り組んだ機会を持っている人が多いことにあると考えられます。近年は、学校教育でもプレゼン力の重要性が叫ばれており、早い時期から取り組んでいることで、プレゼン発表は特別な舞台ではなく、日常的な伝達行為の一つであると認識していることがうかがえます。

動画の普及がプレゼン力の向上に繋がる

今どきの若手社員はプレゼンが上手い理由
若い世代のプレゼン力が高いもう一つの理由として、私は動画コンテンツの普及があると考えています。
最近は、ユーチューブに代表される動画による伝達が、様々なSNSで日常的に行われています。また、娯楽だけでなく受験勉強や資格勉強なども動画コンテンツを通して行われることが増えています。そうした動画の特徴としては、まず時間が短いということが挙げられます。
例えば、ユーチューブでは数分間から10分程度のコンテンツがほとんどです。中には20分や30分近いものもありますが、その再生時間を見たとたんに最後まで観続ける自信が無くなってしまいます。あるいは早送りや飛ばし飛ばしに観て概略を把握しようとする人も多いのではないでしょうか。
それぐらい動画コンテンツには簡潔性が要求されており、日常的に触れている若い世代は自然に簡潔な伝え方が身についていると考えられます。

昭和~平成世代からすると最近の若者はスマホばかり観ていてコミュニケーションが図れないという声を耳にしますが、決して悪いことばかりではありません。
少なくとも分厚い資料、ぎっしり文字が一生懸命仕事をした結果として考えられていた昭和~平成のやり方に比べれば、短い時間でポイントを明確にした動画中心の令和世代の方がプレゼンには適していると言えます。
また、紙に印刷して重量感に価値を感じていた時代よりもタブレットを使ってデータでスマートに伝える方が、手軽で分かりやすいとも言えます。
私は、そうした新しい世代が中心になって簡潔で分かりやすいプレゼンを普及させることを願っています。昭和~平成世代のベテラン層も新入社員のそうした良い面を見習って、プレゼンの実践力を高めていただきたいと思います。

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